
「韓国に行くのに、K-ETA(ケーイータ)は必要?」
「申請が免除されるのはいつまで?」
韓国旅行を計画する際、こういった疑問を持つ方も多いでしょう。
渡韓するなら、K-ETAの申請は必須ですが、2025年12月末までは申請免除措置が実施されています。
ただし、入国カードの提出を省略したい方やK-ETAのメリットを享受したい方は、通常通り申請が必要です。
そこで本記事では、K-ETAの基本情報と免除措置、申請方法の7つのステップ、必要な準備物まで、K-ETAに関する情報を徹底的に解説します。
この記事を読めば、韓国旅行の準備をスムーズに進められ、安心して渡航できるでしょう。
韓国入国にはK-ETA(ケーイータ)申請が必要

K-ETAの対象者や有効期間、手数料など、基本情報について解説します。
また、2025年12月31日まで申請を一時的に免除しているため、その詳細についても説明します。
K-ETAの基本情報
K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization)は、韓国への短期滞在を目的とする外国人旅行者を対象とした電子渡航認証制度です。
渡韓する際は、申請が必須ですが、乗り継ぎのみの場合(トランジットエリアを出ないことが条件)は申請不要です。
申請から取得までの手続きはすべてオンラインで完了し、最長90日以内の韓国滞在が認められます。
以下にK-ETAの基本情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
対象者 | 17歳〜65歳 |
有効期間 | 3年間 |
入国可能回数 | 有効期間内であれば何度でも可能 |
申請手数料 | 10,000ウォン |
2025年12月31日まで一時的に申請は不要
韓国政府は観光客誘致策の一環として、日本を含む22カ国・地域の国民に対してK-ETAの申請を一時的に免除しています。
この免除措置は2025年12月31日まで継続される予定です。(2025年1月時点)
ただし、入国カードの記入省略をはじめとした、K-ETA取得者向けのメリットを受けたい場合は、通常通りの申請が可能です。
免除期間中でも、申請した場合は通常通り料金が発生し、発行されたK-ETAは有効期限まで使用できます。
なお、免除期間中にK-ETAを取得せずに渡航する場合は、入国カードの提出が必須となるため注意してください。
韓国のK-ETA申請に必要なもの
K-ETAの申請には、以下が必要となります。
- 有効なパスポート
- メールアドレス
- 顔写真
- クレジットカード(デビットカード)
パスポートは必ず有効期限をチェックし、入国日だけでなく帰国日まで有効なことを確認しましょう。
またクレジットカードは申請料金の支払いに使用します。VISA、Mastercard、JCBカード、ダイナーズクラブカード、アメリカン・エキスプレス・カードの中から、お持ちのカードを準備しておきましょう。
また顔写真はパスポートの顔写真を使うことも可能です。
K-ETAの申請方法7ステップ

K-ETAの申請は、以下の7ステップで進めます。
詳しく解説します。
1.公式サイトもしくはアプリにアクセス
申請は、PCもしくはスマートフォンから行えます。
PCの場合は公式サイトから、そしてスマートフォンの場合はモバイルアプリをダウンロードして申請を始めましょう。
公式サイトはこちらから
モバイルアプリのダウンロードは以下から行えます。
App Storeはこちらから
Google Playはこちらから
どちらの方法でも、画面右上の言語設定から「JPN(日本語)」を選択できるので、スムーズに登録を進められます。
2.利用規約を確認する
申請の最初のステップとして、各種規約と同意事項の確認が求められます。
国籍を登録したあと、利用規約をしっかりと確認した上で同意しましょう。
特に個人情報の取り扱いについては、セキュリティ面での配慮がなされていることも確認できます。
3.メールアドレスを入力する
続いては、メールアドレスを登録します。
K-ETAでは、申請結果をメールアドレスで受け取るため、ミスなく入力するようにしましょう。
K-ETAの審査結果や重要な通知はすべてメールで送信されるため、日常的に使用していて確実に受信できるメールアドレスを使用することを推奨します。
4.パスポート情報を登録する
パスポート情報の登録方法には、写真ページをアップロードして自動入力する方法と、手動で入力する方法があります。
自動入力を選択した場合、パスポートの顔写真ページの画像をアップロードすることで、システムが自動的に情報を読み取り、各項目に入力してくれます。
手動入力の場合は、以下の項目を入力するため、不明な項目に関しては事前に調べておきましょう。
- 国籍
- 性別
- 姓名(ローマ字)
- 生年月日
- パスポート番号
- パスポートの有効期限
すべて間違いなく入力できていることを確認できたら「次へ」をクリックして、申請情報の入力へ進みましょう。
5.申請情報を入力する
このステップでは、渡航に関する具体的な情報を詳しく入力します。
入力するのは以下の項目です。
- 他国籍の有無
- 電話番号
- 過去の韓国訪問歴
- 入国目的
- 滞在先の住所と電話番号
- 職業
- 感染症や犯罪に関する情報
- 顔写真
入国目的の選択では、観光や団体旅行を選択した場合、旅行会社名と電話番号の入力が追加で必要となります。
また、顔写真をアップロードする際は、帽子やスカーフなどで顔が隠れていないことを確認しましょう。またファイルは、100KB以下かつ縦横700ピクセル以下のJPEGファイルになるよう調整する必要があります。
上記の要件を満たしているかを確認した上で、アップロードを進めましょう。
6.入力情報を確認し決済する
ここまで登録してきた入力情報に間違いがないことを確認できたら、申請料金の支払いを行います。
クレジットカード情報を入力し、その後、クレジットカード個人情報や金融取引に関する利用規約に同意すると決済できます。
また、家族や友人など同行者がいる場合は、一括申請も可能です。最大50名まで一括で支払いできるため、グループでの申請もスムーズに行えます。
7.申請結果を確認する
決済完了後、72時間以内に申請結果が出ます。
結果はメールで届くため、ステップ3で登録したメールアドレスを確認してください。
万が一72時間以上経っても通知がない場合は、以下のページから結果照会を行ってみてください。
https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/viewapplysearch.do
エラー時に備えて、申請は早めに進めておくことをおすすめします。
K-ETAの登録情報を変更する方法
K-ETAの登録情報の変更については、変更可能な項目と変更不可能な項目が明確に区分されています。
申請後でも変更可能な情報は、入国目的、滞在先住所、電話番号です。これらの情報は、K-ETAが有効期限内であれば、渡航のたびに更新できます。
変更手続きは、K-ETA公式サイトまたは専用アプリの「申請情報を修正」から行います。
申請番号(またはパスポート番号)と生年月日を入力することで、登録情報の確認・変更画面にアクセスできます。修正したい情報を入力し、「保存」をクリックすれば変更手続きは完了します。
一方で、個人の基本情報に関わる項目は変更できません。
具体的には、姓名、生年月日、性別、国籍、パスポート番号、顔写真、渡航歴、感染症歴、犯罪歴などです。
これらの情報に変更が必要な場合は、新たな情報でもう一度申請し直す必要があります。
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【韓国の統合型ホテル】インスパイアエンターテイメントリゾートとは?
まとめ
K-ETAは韓国への渡航に必要な電子認証システムですが、現在は2025年12月31日までの期間限定で申請が免除されています。
申請は、以下の7ステップで進めましょう。
- 公式サイトもしくはアプリにアクセス
- 利用規約を確認する
- メールアドレスを入力する
- パスポート情報を登録する
- 申請情報を入力する
- 入力情報を確認し決済する
- 申請結果を確認する
韓国旅行をスムーズに楽しむために、K-ETAの申請免除措置と特典をうまく活用してください。